
双子の兄弟、中野修源・中野経清で活動している、日本とフィリピンのハーフの柔道選手です。
岩手県野田村出身ですが、フィリピン国籍を有しており、現在は柔道フィリピン代表としてオリンピックを目指して活動しております。僕達2人の兄、長男の中野 亨道がフィリピン柔道代表として2016年のリオ五輪に出場しており、兄はコーチとして、共に世界大会を回っています。
もう1つの母国フィリピンのために、そして同じ境遇を持ったハーフアスリートの未来のために、選手活動及び社会活動を続けています。
ハーフならではの国籍差別を経験し、" 自分は何者か " と葛藤し悩んだ事もありました。ハーフアスリートとして、活動を通し国籍差別に悩む人達にきっかけを、そして次世代のchallengeする人達や未来ある子ども達に新たな道を切り開くべく邁進いたします。フィリピン国旗を背負える事に感謝と誇りを持ち、フィリピンと日本の架け橋になるべく貪欲に戦い続けます。
大会名 | 戦績 |
---|---|
2019年 Sea Games 73kg級(東南アジアオリンピック) | 第三位 |
2021年 Sea Games 73kg級(東南アジアオリンピック) | 準優勝 |
2022年 オセアニアオープン・タヒチ 73kg級 | 第三位 |
2024年 オセアニアオープン・タヒチ 73kg級 | 優勝 |
2024年 アフリカオープン・アビジャン 73kg級 | 第三位 |
2024年 パンアメリカンオープン・リマ 73kg級 | 第三位 |
【第三位】2019年 Sea Games 73kg級(東南アジアオリンピック)
【準優勝】2021年 Sea Games 73kg級(東南アジアオリンピック)
【第三位】2022年 オセアニアオープン・タヒチ 73kg級
【優勝】2024年 オセアニアオープン・タヒチ 73kg級
【第三位】2024年 アフリカオープン・アビジャン 73kg級
【第三位】2024年 パンアメリカンオープン・リマ 73kg級
ハーフでありながらフィリピン代表として活動していく中で様々な差別を経験しました。でもオリンピックを目指したい。その背景には、ハーフとして生まれ持った可能性を"柔道"を通して発信したい、どこかで自分らと同じ様に心を傷めているハーフや在日の人たちの為にも、夢や希望・きっかけを与え誰かの心が少しでも動く瞬間があればと思っています。日本の文化を伝えていきながらフィリピンの社会課題の解決を目指す事が我々ハーフアスリートの役目であり母国フィリピンへの恩返しと考え、感謝と誇りを胸に世界を相手に戦っていきます。
大会名 | 戦績 |
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2017年 Sea Games 66kg級(東南アジアオリンピック) | 第三位 |
2019年 Sea Games 66kg級(東南アジアオリンピック) | 優勝 |
2021 年 Sea Games 66kg級(東南アジアオリンピック) | 優勝 |
2022年 オセアニアオープン・タヒチ 66kg級 | 優勝 |
2023年 Sea Games 66kg級(東南アジアオリンピック) | 準優勝 |
2024年 オセアニアオープン・タヒチ 66kg級 | 優勝 |
【第三位】2017年 Sea Games 66kg級(東南アジアオリンピック)
【優勝】2019年 Sea Games 66kg級(東南アジアオリンピック)
【優勝】2021 年 Sea Games 66kg級(東南アジアオリンピック)
【優勝】2022年 オセアニアオープン・タヒチ 66kg級
【準優勝】2023年 Sea Games 66kg級(東南アジアオリンピック)
【優勝】2024年 オセアニアオープン・タヒチ 66kg級
僕達の兄、中野亨道が柔道フィリピン代表として活躍する姿を見ており、兄の背中を追って、フィリピンの国内予選に参加しました。フィリピンでの柔道経験を通して、ハーフアスリートとして、1人のフィリピン人としてのアイデンティティを深めると同時に、経済的にスポーツに触れることさえ出来ない、フィリピンの子ども達の存在を目の当たりにしてきました。僕らがさらに活躍することで、未来ある子ども達に勇気を与えたい。そして、活動を通して、将来フィリピンにスポーツ施設を作り、フィリピンのスポーツにおける環境改善・底上げに尽力したい。迎え入れてくれ、国旗を背負わせてくれたフィリピンに恩返しをするため、我々はフィリピン選手として戦っていく道を選びました。
フィリピン国旗を背負えることに感謝と誇りを持ち、同じ境遇の人たちや未来ある次世代の子ども達、そして応援して下さる全ての方々へ希望を届けるために、既存の選手の型にはまらない活動を幅広くしています。ハーフアスリートとして、日本とフィリピンの架け橋になる事が僕達の活動のゴールです。
前回大会のTOKYO 2020、そしてPARIS 2024。
延期も重なった影響でボロボロの身体のまま走り続けた8年間。本当にあと1 歩が届かず悔し涙を流した瞬間を忘れることはありません。
フィリピン国旗を背負い世界で戦える事に感謝と誇りを持ち、再起を誓ってロス五輪を目指します。
01
フィリピンでは経済的な理由で、道具を買えない子どもたちや、スポーツを始められない子どもたちが少なくありません。
そんな子どもたちが、JUDOに触れられる機会をつくるため、使わなくなった柔道着や廃棄予定の柔道着などを集め、物資の寄付を行っています。
02
僕達の活動をより大きくするため、2021年8月に3人兄弟の兄、中野 亨道を代表理事とする一般社団法人「AVANCE JUDO ACADEMY」を設立しました。
寄付活動への支援をいただいたり、パートナーや協賛を募集することで、未来ある子ども達にスポーツに触れられる環境を与えてあげたい。
そして、活動を通して、将来フィリピンにスポーツ施設を作り、フィリピンのスポーツにおける環境改善・底上げに貢献してまいります。
03
日付 | 大会名 | 開催地 |
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3月28日〜3月30日 | フィリピンナショナル選手権 | フィリピン・マニラ |
4月24日〜4月27日 | アジア柔道選手権 バンコク | タイ・バンコク |
5⽉18⽇〜5⽉25⽇ | 東南アジア柔道選手権 タガイタイ | フィリピン・タガイタイ |
6月13日〜6月19日 | 世界柔道選手権 ブダペスト | ハンガリー ・ブダペスト |
7月12日〜7月13日 | アジアオープン 台北 | 台湾・台北 |
10月17日〜 10月19日 | グランドスラム アブダビ | アラブ首長国連邦・アブダビ |
10月25日〜 10月26日 | アジアオープン 香港 | 香港・九龍 |
12月6日〜 12月7日 | グランドスラム 東京 | 日本・東京 |
12月9日〜 12月20日 | 東南アジア競技大会 (Sea Games) | タイ・バンコク |
Tokyo Electron Device Asia Pacific Limited
Ark Overseas Human Resource Corp.
有限会社 KSK
Visum Global Philippines, Inc.
Shinsei Printing Philippines, Inc.
整形外科医 冨岡 秀樹 先生
Masaki Munenaga
AVANCE JUDO ACADEMYでは使い終わった柔道着を集め、
発展途上国への寄付を実施しています。
ご協力いただける方は担当者よりご連絡させていただきますので、
以下の問い合わせフォームよりお問い合わせください。